「お弁当」に関する調査結果
2023.11.07
調査データコレクション
作る手間はかかりますが、節約にもなり、好きな味付けのものが食べられるお弁当。お弁当を作っている女性が活用している市販のお惣菜や、盛り付けについての悩みを探りました。
調査サマリ
- 週の半分以上お弁当を作っている人は3割
- 盛り付けの悩みは「彩りが悪い」が最多。悩みが多いのは、家族のためにお弁当を作っている人が多い40代
- 冷凍のおかず総菜の利用率は6割以上
- お弁当を作る際、最も気にしている栄養素は「タンパク質」
週の半分以上お弁当を作っている人は3割
お弁当作りの頻度について聞いたところ、全体では半数を超える53.8%の人がお弁当作りをしており、週の半分(「ほぼ毎日」「週に4~5日程度」)お弁当を作っている人は3割程度でした。年代別でみると、もっとも多くお弁当を作っているのは40代で、62.9%の人がお弁当を作っていました。
【図1】弁当作りの頻度(複数回答・n=1200)
盛り付けの悩みは「彩りが悪い」が最多。悩みが多いのは、家族のためにお弁当を作っている人が多い40代
「お弁当を作っている」と回答した人に、お弁当の盛り付けに対する悩みを聞いたところ「彩りが悪い」32.4%が最も多く、僅差で「おいしそうに盛り付けられない」32.2%が続きました。
盛り付けに対する悩みが多かったのは40代の女性で、「おいしそうに盛り付けられない」「お弁当に隙間が空いてしまう」「食材を詰める前に冷ますのに時間がかかる」の3つの項目で、もっとも悩んでいる人が多い年代となっていました。家族のためにお弁当を作っている人も多い年代となるため、その分悩みも多いのかもしれません。
【図2】お弁当の盛り付けに関する悩み(複数回答・n=646)
冷凍のおかず総菜の利用率は6割以上
お弁当を作る際に活用している市販の総菜は「【冷凍食品】おかず系」が61.3%で最も多く利用されていました。
「【冷凍食品】副菜系」が34.1%で続き、たくさんの人が冷凍食品を利用していることが分かりました。【チルド食品】の利用が多かったのは20代女性で、「【チルド食品】おかず系」は27.4%、「【チルド食品】副菜系」は22.1%となっていました。
【図3】お弁当を作る際、活用している市販の総菜(複数回答・n=646)
お弁当を作る際、最も気にしている栄養素は「タンパク質」
お弁当を作る際、最も気にされている栄養素は「タンパク質」で40.6%でした。
「ビタミン」31.4%、「食物繊維」30.0%が続きます。「タンパク質」はすべての年代で気にされている栄養素でしたが、「ビタミン」は20代に、「食物繊維」は60代の女性が特に気にしていました。
盛り付けについて悩みが多かった40代の女性は「気にしている栄養素はない」と回答した人が47.0%で全年代の中で最も多く、栄養素の部分では気にしている人が少ない傾向にありました。
【図4】お弁当を作る際、気にしている栄養素(複数回答・n=646)
調査項目
- 弁当作りの頻度(SA)
- 弁当を作っている相手(MA)
- 使用している弁当箱のタイプ(MA)
- 盛り付けで悩んでいること(MA)
- 活用している【市販の】総菜(MA)
- 弁当に入れるお惣菜を買う基準(MA)
- 弁当を作る際気にしている栄養素(MA)
- 弁当を作るときに【もっとも】大事にしていること(SA)
<アンケート概要>
「お弁当」に関するWEBアンケート
●調査期間: | 2023年10月26日(木) ~ 2023年10月27日(金) |
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●調査手法: | クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査 |
●調査対象: | 全国に住む20代~60代の女性 1200人 |
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