「秋冬に食べたい鍋料理」に関する調査結果
2024.05.31
調査データコレクション
毎年のようにバリエーションが増える鍋料理。寒い季節の食べ物とイメージされがちですが、野菜をはじめバランスよく栄養を摂りやすい、準備も簡単といった理由から、一年中楽しむ方も多くいます。そんな鍋料理について、生活者の意識を調査しました。
調査サマリ
- 今年の秋冬に食べたい鍋料理ランキングは、1位:すき焼き鍋、2位:おでん、3位:韓国風鍋。
- 鍋料理の作り方には、年代により違いがあり、若い世代の方が市販の鍋の素を使っている割合が高い。
- 鍋料理を秋から冬の時期に、月に2,3回以上食べる人の割合は6割を超える。
その他、好きな鍋料理、好きな鍋料理の具材、鍋料理を食べる時に使う「つけだれ」、鍋料理に関する情報を探すときに使うメディア等についてもアンケートで取得しております。全調査結果については、ページ下部よりダウンロードいただけます。
今年の秋冬に食べたい鍋料理ランキングは、1位:すき焼き鍋、2位:おでん、3位:韓国風鍋。
今年の秋冬に食べたい鍋料理を聞いたところ、「すき焼き鍋」(56.8%)が最も多く、「おでん」(50.1%)、「キムチ鍋、スンドゥプ等の韓国風鍋」(47.5%)が続きました。
年代別に見ると、60代は他の年代に比べて「おでん」(68.9%)や「湯豆腐」(45.1%)、40代では「キムチ鍋、スンドゥプ等の韓国風鍋(58.1%)」の人気が高いという結果になりました。また、ミルフィーユ鍋を食べたいと答えた人は20代で21%を超え、他の世代よりも人気であることがわかりました。
【図1】今年の秋から冬に食べたい鍋料理(複数回答・n=923)
鍋料理の作り方には、年代により違いがあり、若い世代の方が市販の鍋の素を使っている割合が高い。
鍋料理を作る時に使う市販の鍋の素(鍋つゆやだし)について聞いたところ、回答者全体では、「ストレートタイプ」(62.0%)、「濃縮タイプ」(35.0%)、「顆粒だし・粉末だし」(20.7%)と続く結果となりました。
年代別でみると、「市販のものは使わず、自分で素材や調味料を使って作る」と回答した人の割合が、20代、30代では10%程度であったことに比べて、50代、60代では25%程度と、その差が大きくなりました。全体的に市販の「鍋つゆやだし」を使っている人の割合は若い人の方が高い傾向にあります。
【図2】鍋料理を作るときに使う市販の「鍋つゆやだし」複数回答・n=923)
鍋料理を秋から冬の時期に、月に2,3回以上食べる人の割合は6割を超える。
寒い時期に鍋料理を食べたくなる人は多いと思いますが、実際秋冬にどのくらいの頻度で鍋料理を食べているのか聞いてみました。結果は、月に2,3回以上食べる人の割合は性別や年代を問わず約6割となっており、60代ではなんと70%近い方が、月に2,3回以上、鍋料理を食べているという結果となりました。また、月に1回以上食べる人の割合は全体で77%を超えています。
【図3】秋から冬の時期に鍋料理を食べる頻度(単一回答・n=923)
秋冬に鍋料理を食べる頻度については、上記の結果となりましたが、秋冬以外の時期に鍋料理を食べる頻度についてもあわせて調査しています。年代別に季節によっての頻度が異なり意外な結果が出ています。
その他、好きな鍋料理、好きな鍋料理の具材、鍋料理を食べる時に使う「つけだれ」、鍋料理に関する情報を探すときに使うメディアなどについてもアンケートで取得しております。全調査結果については、ページ下部よりダウンロードいただけます。
調査項目
- 食べたことがある鍋料理(MA)
- 好きな鍋料理(MA)
- 今年の秋冬に食べたい鍋料理(MA)
- 好きな鍋料理の具材(MA)
- 鍋料理を作るときに使う「鍋つゆやだし」(MA)
- 鍋料理を食べるときに使う「つけだれ」(MA)
- 鍋料理に関する情報を探すときに何を使うか(MA)
- 鍋料理を食べる頻度 ※秋冬(SA)
- 鍋料理を食べる頻度 ※秋冬以外(SA)
調査概要
調査タイトル:「秋冬に食べたい鍋料理」に関するWebアンケート
調査期間 : 2024年5月22日(水) ~ 2024年5月23日(木)
調査手法 :クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査対象 :全国に住む20代~60代の男女 1,000人
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