ネットショッピングの購買行動に関する調査(2025年)
2025.10.28
調査データコレクション
【ネットショッピングの購買行動に関する調査(2025年)】
Amazonの利用がトップ、ECモールと企業オンラインストアの使い分けが鮮明
― エクスクリエ調査
調査サマリ
- ECモール利用はAmazonが68.7%でトップ
- 企業オンラインストアよりECモール利用が主流
- ECモールは経済的メリットが、企業オンラインストアは正規品保証が魅力
調査結果
【ECモール利用はAmazonが68.7%でトップ】
直近3ヶ月以内にネットショッピングを行った人に、よく利用するECモールについて聞いたところ、全体では「Amazon」の利用率が68.7%と最も高く、「楽天市場」が続く結果となりました。特に「Amazon」は男性20代~30代で利用率が比較的高くなっています。また、女性10代はコスメ・ファッション系ECサイトの利用が特徴的で、「Qoo10」と「ZOZOTOWN」の利用率が全体と比べて高くなっています。(図表1)

【企業オンラインストアよりECモール利用が主流】
商品ジャンル別にECサイトの使い分けについて聴取したところ、どの商品ジャンルにおいてもECモールでの購入が多くなりました。特に、日用品やペット用品でECモールでの購入率が9割を超えています。
一方、衣料品と化粧品・美容品では企業・ブランドのオンラインストアでの購入率が他の商品ジャンルに比べて高くなっています。(図表2)

【ECモールは経済的メリットが、企業オンラインストアは正規品保証が魅力】
ECモールを選択する理由として「ポイントが貯まる・使えるから」が最多となり、「価格が安い・お得だから」、「送料が安く・無料になるから」などの経済的メリットに関連する理由が挙げられました。一方、企業・ブランドのオンラインストアを利用する理由について調査したところ、「正規品・本物であることが確実だから」が最多となりました。(図表3)

次に、企業・ブランドのオンラインストアではなく、ECモールで購入する理由を聴取したところ、女性20代では「企業サイトの存在を知らないから」、男女60代では「送料無料の条件を満たしやすいから」が特徴的となっています。(図表4)

上記に加えて、「直近3ヶ月以内のネットショッピングの利用頻度」や「ネットショッピングを利用する時間帯」について聴取しています。
調査項目
- 直近3ヶ月以内のネットショッピングの利用頻度(単一回答)
- ネットショッピングを利用する際に使用するデバイス(単一回答)
- ネットショッピングを利用する時間帯(単一回答)
- よく利用するECモール(複数回答)
- ネットショッピングでよく購入している商品ジャンル(複数回答)
- ネットショッピングでよく購入している商品ジャンルの情報収集方法(複数回答)
- 商品ジャンル別のECサイトの使い分け(単一回答)
- ECモールで購入する理由(複数回答)
- 企業・ブランドのオンラインストアで購入する理由(複数回答)
- 企業・ブランドのオンラインストアではなく、ECモールで購入する理由(複数回答)
調査概要
調査タイトル:ネットショッピングの購買行動に関する調査(2025年)
調査期間 :2025年9月25日(木)~ 9月27日(土)
調査手法 :クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査対象 :全国に住む15歳~69歳男女(1,135人)、直近3ヶ月以内にネットショッピングを行った人
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