聞く技術研究所

上下水道が不要になる時代がやってくる【月刊よげんの書2023年10月:よげん6】

上下水道は人間の生活にとって必須なものだ。国土交通省「国土交通白書」によると、水道を含めた社会資本の老朽化が進んでおり、建設後50年以上経過する社会資本の施設の割合が2023年段階で4割、10年後の2033年には60%超えると試算されている。相当老朽化しており、事故が起こっている場所などもある。

2023.12.19

ポストマスクの代替市場が密かに盛り上がる【月刊よげんの書2023年10月:よげん5】

「なんかマスクを外すと恥ずかしい気分になって。メガネをかけることにしました」。ジンズホールディングスが運営する専門店「JINS」にはこんな心境を語る来店者が増えている。コロナ禍で外出しない人が多かったためか、国内の目鏡市場は2020年に前年比11.2%減と大きく落ち込んだ。しかし…

2023.12.16

ジェンダーギャップが原因で破綻する組織が現れる【月刊よげんの書2023年10月:よげん3】

男女同一賃金を軽視したことにより、ロンドンに次ぐ英国第2の都市バーミンガムが事実上の財政破綻を宣言した。同市は10年前から市職員の不平等賃金をめぐる時限爆弾を抱えていた。ボーナスの不支給を女性職員が提訴し、訴訟を起こされていた。市が敗訴したことにより、未払いのボーナスだけではなく…

2023.12.08

EVが世界の構造を変える予兆が見えてくる【月刊よげんの書2023年10月:よげん2】

テスラをEVの会社だと表面的に捉える人は多いだろうが、マスタープランを見ると、テスラのビジネスモデルは電気自動車の販売だけに留まらないことが分かる。EVは事業全体のひとつでしかなく、地球環境のために残りは太陽光発電や蓄電による電力網の補強、鉄鋼・化学産業の電化など5分野に力を入れている。とても…

2023.12.01

強欲インフレが経済をかき回す 【月刊よげんの書2023年10月:よげん1】

先進各国でインフレが収まる気配がないが、その背景に「強欲」があるのではないかと言われている。アズダ、セインズベリー、テスコ……。英国を代表するスーパーマーケットが不当に販売価格を引き上げている疑いが浮上したため、7月まで英競争・市場庁の監視下に置かれた。ユーロ圏の…

2023.11.23

人材難が成長を阻む【月刊よげんの書2023年8月:よげん8】

企業も成長を見越して設備投資に向かっているが、仕事を担う人がいないかもしれないという事態になる可能性がある。人口減少に伴って、労働人口が減っている。労働人口を増やすために、シニア層の雇用延長などの施策もあるが、追いついていない。デロイトトーマツグループが行った調査によると…

2023.11.20

トキ消費のための新しい市場が生まれる【月刊よげんの書2023年8月:よげん5】

双眼鏡の売り上げが好調だ。特に人気なのが手ぶれ補正機能を搭載した高機能機種。後押ししているのはアウトドアブームではなく、コンサートや観劇などエンターテインメント市場の拡大だ。価格コムのトレンド情報によると、一番シエアが高かったのは3万5千円以上の双眼鏡だった。推し活に…

2023.11.13

ポストコロナの世界にスウィフトノミクスが席巻する【月刊よげんの書2023年8月:よげん4】

「スウィフトノミクス」とはテイラー・スウィフト経済学のことだ。テイラー・スウィフトが動くと、同じようにお金が動くことから名前が付いた。彼女が2023年3月から始めた世界公演は、1年半の期間中に約1400億円の記録的な売り上げが見込まれる。先行する米国ではインフレが起こるなど、多大な経済効果を…

2023.11.09

微生物の働きが二酸化炭素活用のカギとなる【月刊よげんの書2023年8月:よげん2】

脱炭素のためのカーボンリサイクルが脚光を浴びている。回収したCO2を原料として化学品を製造する技術は「CCU」と呼ばれる。厄介なCO2を有用な原料に変える技術で長い間取り組まれているテーマでもある。しかし、炭素と酸素を引き剥がし、別の物質に変えるには多くのエネルギーがいるのが課題だった。その課題解決のキープレイヤーとして、微生物の…

2023.11.06

衝撃的な熱波の衝撃的な影響が次々と明らかになる【月刊よげんの書2023年8月:よげん1】

近年、アジア、南欧、米国南部の人口の多い地域では、40℃あるいはそれに近い気温が長期に渡って続くような酷暑が日常化している。世界の平均気温は7月に過去最高を更新した。世界気象機関のターラス事務局長が「酷暑は新常態になった」とも発表した。猛暑が経済や社会に与えている深刻な影響がみえてきた。

2023.10.30